荻野暢也

代々木ゼミナール・・・荻野の天空への理系数学


あのなぁ、(a,b)だったらおまえらはぁー、俺の言うとおりしてくれるんだよ。

こうやると大変そうだから。

でもぉー、 ここが原点だとぉー、ここが原点だとぅー、

突然、う、誘惑に負けてぇー、y=mxなんて置いちゃう輩が多いんだよね。

ダメだよぉー。

どんな簡単な点でもぉー、誘惑(ゆうやく)振り切ってこうだ。

おーん。

tにおける接線を立ててぇー、指定された通過点を通るようにtを立式する。

tが求まる式を立式する。

こっから出てくるのはなんだぁー?

接点t

(a,b)を通るように引いたときのぉ!接点t!

だからぁー、この点とこの点とこの点が出るわけだぁー。

この点は出ねえよぉぉ!

(a,b)通らない接線なんだからぁー。ぉーん。

(a,b)を通るような接線の接点が出るんだからぁー。


ただな、この解法を覚えたからといって、

全ての接線の本数が 数えられるようになったなどと思うな。

所詮、手際よく解けるように作られた入試問題という箱庭の中でしかぁー、

いっ、生きていけない解答に過ぎないんだ。いぃかぁー?

だから受かるためだってそれでいいんだよ。

ぉーん。ぃぃかー?






俺も所詮、手際よく決められたセックルという箱庭の中でしかぁ〜

いっ、生きていけない人間に過ぎないんだ。いいかぁ〜?

だからセックルするためだってそれでいいんだよ。

ぉーん。いいかぁ〜?