アーネスト・ホースト優勝
本日K-1グランプリ決勝
▽トーナメント決勝戦(3分3R)
○アーネスト・ホースト KO 3回1分25秒 ジェロム・レ・バンナ×
両者、試合開始から積極的な打ち合いを展開。金的やホーストの右目上カットなどで中断はあったが、緊張感の切れない好試合となった。ホーストは、2回から右ミドルを積極的に出し、3回にはバンナの左ヒジを脱臼させ、KO勝ちを収めた。
[試合写真]
▽トーナメント準決勝戦(3分3R)
×マーク・ハント 判定 0−3 ジェロム・レ・バンナ○
徹底してローを狙うバンナと、動かなくなってきた足を引きずりながらアッパーの一発にかけるハント。2回中盤に右ローでダウンを奪ったバンナだったが、数え切れないほど放ったロー、パンチでも以後はハントを倒せなかった。逆に、3回終了間際に右フックでダウンを奪われるなど、苦しい準決勝だった。
[試合写真]
▽トーナメント準決勝戦(3分3R)
×レイ・セフォー KO 1回1分49秒 アーネスト・ホースト○
ボブ・サップは右拳に骨折の疑いがあり準決勝を棄権。ルールにより、ホーストが準決勝に進んだ。
試合は開始から両者慎重な試合運びとなったが、セフォーの右ローをホーストが左ヒザでカットすると、セフォーはそのまま倒れ込んで動けなくなり、ホーストがKO勝ちした。
▽トーナメント1回戦(3分3R)
○ジェロム・レ・バンナ(フランス/ボーアボエル&トサジム) TKO 2回0分51秒 武蔵×
(日本/正道会館)
積極的に飛び出してくる武蔵に序盤は押されたバンナだったが、左右フック、ストレートで初回終盤は圧倒。終了直前に右フックでダウンを奪った。2回に入るとラッシュ。武蔵の右ハイにひやりとさせられる場面もあったが、そのまま打ち続け、フック連打でダウンを奪うと、武蔵セコンド陣からタオルが投入された。
[試合写真]
▽トーナメント1回戦(3分3R)
×ステファン・レコ(ドイツ/ゴールデン・グローリー) KO 3回1分16秒 マーク・ハント○
(ニュージーランド/リバプール・キックボクシングジム)
初回から前に出たハントは積極的にパンチ、キックを繰り出し試合をリード。3回に入っても手数の少ないレコの顔面に、狙いすました左カウンターを決め、その1発で仕留めた。
[試合写真]
▽トーナメント1回戦(3分3R)
○ボブ・サップ
(米国/チーム ビースト) KO 2回2分53秒 アーネスト・ホースト×(オランダ/ボスジム)
ホーストの徹底したロー攻めからの左ボディーでダウンし、戦意すら失いかけたかに見えたサップだったが、2回にブンブン振り回していた右フックがホーストのアゴにヒット。これを機にぐいぐいと押しまくり、コーナーにホーストをくぎ付けにしたところで、角田レフェリーがスタンディングダウンをとり、2ノックダウンルールによりKO勝ちした。
[試合写真]
▽トーナメント1回戦(3分3R)
○レイ・セフォー
(ニュージーランド/アメリカンプレゼントボクシングジム) 判定 2−1 ピーター・アーツ×(オランダ/メジロジム)
初回からローキックを受け続けたセフォーは、最終回終了間際にはほとんど足を使えない状態になった。判定に持ち込まれダメージの少ないアーツが有利かと思われたが、手数でセフォーが勝った。
[試合写真]
▽リザーブファイト(3分3R)
×マイケル・マクドナルド(カナダ/フリー) 判定 0−2 マーティン・ホルム○
(スウェーデン/ヴァレンテュナ ボクシング キャンプ)
なんとかヒザを打ち込みたいホルムと、強力なバンチで勝負を決めたいマクドナルドの対決。初回は足を使って互いの武器を封じた。2回に入り疲れの見え始めたホルムはプレッシャーをかけられるシーンもあったが、最終回、積極的に足を出し、僅差の判定でリザーバーの座を手にした。
ホーストなんだかんだで優勝。
すごいなぁ。
4回目だよ。
FOUR TIMES CHANPIONだよ。
でも、ホーストに連勝したサップもすごいな。
あのぶん回しパンチ?ラリアット?
すごい威力なんだろうな。
技術じゃねえもんな。
パワーだもんな。
そら〜拳も壊れるわ。
まあ、10周年記念大会は面白かった!!
興奮しまくったね。
アドレナリン出過ぎたよね。