K−1 WORLD GP 2010 FINAL

「K−1 WORLD GP 2010 FINAL」が11日、東京・有明コロシアムで行われた。今年は前人未到・5度目の優勝を狙う本命セーム・シュルトに対し、MMAからの侵略者としてK−1初制覇を目指す対抗アリスター・オーフレイムという図式であったが、やはりトーナメントに付き物の波乱が待ち受けていた。

 王者シュルトは初戦で日本期待の京太郎と対戦し、判定まで粘られるも3−0でクリア。V5へ向けまずは順調なスタートを切ったかに思われた。
 しかし、そこへ立ちふさがったのが1回戦でマイティ・モーを左ハイによる1RKOで下してきたピーター・アーツ。10月で40歳を迎えたアーツだが、1回戦を150秒で終えたため余力十分でシュルトを追い詰める。右ローを効かせてシュルトの足を止めると、右ストレートと左フックを振るい、最終3Rを完全にものにして終了。右目を切りダメージも色濃いアーツだったが、気迫のファイトで2−0の判定勝利を飾り、2007年以来の決勝進出を成し遂げる。

 一方、本命シュルトが決勝進出を阻まれたのに対し、対抗アリスターも1回戦は苦しい立ち上がり。アーネスト・ホーストに師事するタイロン・スポーンと対戦したアリスターだが、ヒザを放ったところへ左ストレートをカウンターで合わされピンチに陥る。しかし持ち前の強打を振るい徐々にペースを引き寄せたアリスターは、最終ラウンドで得意のヒザを当てると、そこから左右連打でスタンディングダウンを奪い逆転に成功。3−0の判定でスポーンを下し、準決勝へ進出した。

1回戦こそ苦しんだアリスターだが、準決勝・決勝戦では対戦相手のダメージと消耗で危なげない勝利を見せる。
 まずダニエル・ギタとの延長4Rを制してきたグーカン・サキの右ヒジを、左ミドルで粉砕して1Rノックアウト。自身初となる決勝戦へ駒を進める。
 決勝の相手は創成期からK−1を支えるアーツであったが、まさに全身全霊のファイトでシュルトを下してきたアーツにアリスターと戦うだけの力は残っていなかった。疲労困ぱいのアーツに対し、まだまだ元気いっぱいといった様子のアリスターは跳びヒザから連打に入り、わずか1分07秒、打ち倒して王者となった。

 これでストライクフォースの世界ヘビー級チャンピオンであるアリスターは、MMAと立ち技を股にかけての2冠王者に。今後に関しては大みそかDynamite!!への出場を希望し、DREAMのタイトルを懸け戦いたいとした。(文・長谷川亮)


ついに、アリスター優勝か。

相変わらず、体のマッスル具合が凄いな。

ドラッグボディだな。

そのうち、暴露がありそうだな。

K-1ってドーピング検査とかしてるのかな?

どーでもいっか。


キムタク最高。

木村拓哉語録―努力するのもカッコイイなと思えてくる (コスモブックス)

木村拓哉語録―努力するのもカッコイイなと思えてくる (コスモブックス)