大ピンチでも強気を通す

 9月3日の押尾学(32)の初公判まで3週間ちょっと。押尾は田中香織さん(享年30)を死亡させたとし、保護責任者遺棄致死罪などに問われている。芸能人では初の裁判員裁判となるため、注目度も非常に高い。

「今月2日は田中さんの一周忌でしたが、当然、遺族の感情は癒えていない。公判ではMDMA譲渡で有罪が確定したネット販売業者・泉田勇介、元マネジャーの遠藤亮平らが証人として出廷する予定で、その証言によっては裁判員の心証は悪くなる可能性が高い。検察側は20年程度の懲役刑を求刑したいと考えたといい、法律の専門家は8年程度の実刑を予想しています」(関係者)

 しかし、当の押尾が事態をどれほど重く見ているかは疑問だ。現在は東京・小菅の東京拘置所に拘置中だが、公判前に6回目の保釈請求を行う予定という。

 エアコンのない3畳の独居房での押尾の過ごし方もマイペースそのもの。体力をキープするために腕立て伏せなど筋トレに励むかたわら、スペイン語の勉強に力を入れているとか。また、元ライブドア堀江貴文の著書「徹底抗戦」を何回も読み直し、“法廷闘争”について考えをめぐらせているそうだ。

 意外にも、余った時間は執筆に充てている。今月7日発売の雑誌「エッジ・スタイル」(双葉社)では「オレは今じゃ沈没したぼろ船と一緒」「今はヘビの生殺し状態。とても不安な状態」などと、書き殴るような押尾の直筆メモが掲載されている。苦境を訴えることが、裁判員の心証にプラスに働くと考えているのだろうか。

 一方で“文通”にもハマっているという。

「送り先は主に元交際相手で、これまで3人に送ったそうです。内容は助けを請うような情けないものではなく、“2人の楽しかった頃の思い出”をつづっているそうです。残念ながら、今のところ相手からの返信は確認されていません」(事情通)

 押尾は今後も強気を通すつもりらしい。これを田中さんと遺族はどう思うのだろうか。


強気サイコー!!

がんばれ〜!ファイト!

あ、

間違った。

ファッキンライト!

だったね。