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タモリ世界一「いいとも!」をギネス認定
タレントのタモリ(57)が、司会を務めるフジテレビのバラエティー番組「笑っていいとも!」(月〜金曜正午)で、「生放送単独司会世界最高記録」としてギネスブックに認定されたことが24日、同局から発表された。82年10月放送スタートから、21年目を迎えた今年4月5日で通算5000回を迎え、ギネスに申請していた。記者会見したタモリは「これからも平々凡々と職務を遂行していくだけ」と淡々と話した。
今年で21年目を迎え、通算5000回を超えるフジテレビバラエティー番組「笑っていいとも!」で、タモリが名実ともに世界一の司会者として、ギネス・ワールド・レコード社(本社・英国)に認定された。
この日、5187回を迎えた同番組終了後、会見に臨んだタモリは「今日初めて、ギネス認定証を見たよ。まさかギネスに載るなんて思っていなかったから実感がわかないね」と、手にした認定証をしみじみ見つめた。「やめようと思ったことはないね。こういっちゃなんだけど、面白いんだよ」と21年を振り返った。
同番組は、82年10月4日にスタートし、フジテレビの生放送としては最も長く続いている。18年目に突入した99年10月4日放送で、それまでの同局生放送長寿番組だった「小川宏ショー」(65〜82年放送)を抜いた。約20年間の間に生まれたコーナーの数は8120以上で、番組スタートから唯一続いているコーナーは「テレフォンショッキング」だけ、第1回ゲストは桜田淳子(44)だった。また出演したレギュラー陣は1000人を超える。
フジテレビは4月5日放送後、代理人を通じて、同番組を「生放送単独司会世界最高記録」としてギネスに申請した。審査には「番組経歴、タモリの経歴、推薦文」が必要で、推薦文は、国会議員と作家の2人に頼んだという。
最初に認定証を見せたい人に小泉首相を挙げたタモリは「頑張れよと。支持率下がっているからね。次には昔、私を振った女に。ざまあみろと、見返してやりたい」と答え、周囲を笑わせた。今後の抱負については「座右の銘は、適当。抱負は平々凡々と職務を遂行していくだけ」と話した。ただ、坪田譲治プロデューサーは「心身ともに(タモリは)健康だから、6000、7000回まで続けます」と宣言していた。
◆タモリ 本名森田一義。1945年(昭和20年)8月22日、福岡生まれ。早大中退後、ボウリング場支配人などを経験。75年にジャズピアニスト山下洋輔氏に認められ、漫画家赤塚不二夫氏宅で居候しながら、芸能活動を始める。現在「笑っていいとも!」のほか、テレビ朝日「ミュージックステーション」「タモリ倶楽部」の司会を担当。
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