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ビンラディン氏逃げた、米政府失敗認める
 17日付の米ワシントン・ポスト紙によると、米情報当局者は政府内部の検証作業の結果、ウサマ・ビンラディン氏が昨年12月のアフガニスタン東部トラボラの空爆を生きて逃れていたとの結論を出した。
 同紙によると失敗の具体的な原因として、(1)トラボラを空爆だけして地上の戦いに米軍を投入せず地元勢力にまかせた(2)地元勢力がアルカイダを逃亡させる可能性を考えなかった(3)現地に状況判断できる幹部将校がいなかった−などが挙げられている。

 トラボラを空爆した12月上旬、米軍はビンラディン氏の無線を傍受し、居場所を特定。軍幹部も「捕そくは時間の問題」と述べていた。しかし、1週間以上に及ぶ大規模な空爆にもかかわらず同氏を捕そくできず、1月上旬には「生死は50%」とあいまいなまま、主力部隊撤退を決めた。同紙はこれまでの米政府の国際テロとの戦いで「最も深刻な失敗」と批判している。





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