Qちゃん

Qちゃんすげええなああ〜〜

世界記録だよ・・・・

高橋尚子(29=積水化学)が世界最高記録を樹立した9月30日のベルリンマラソンを中継したフジテレビの視聴率が36・4%を記録したことが1日、ビデオリサーチ社から発表された。女子マラソンではシドニー(00年)アトランタ(96年)両五輪に次ぐ高視聴率で、瞬間最高は53・5%まで上がった。日曜夕方としては驚異的な数字だった。同日夜の巨人長嶋茂雄監督(65)の東京ドームラストゲームも瞬間最高39・5%をマークした。
 スタートからぶっちぎりのレース展開に、視聴率も急上昇した。

 レース開始の午後4時は23・4%、30キロ手前(5時29分)で40%台に突入した。1度30%台に落ち込むが、2時間20分を切ることが見えてきた35キロすぎ(5時57分)に再び40%を超えると、その後はグングン上昇。ゴール付近(6時19分)で51・6%、瞬間最高は午後6時21分に53・5%を記録した。高橋がトップでゴールイン後、笑顔で小出義雄監督(62)と喜び合う場面だった。

 36・4%は女子マラソンテレビ中継3位の記録。高橋が金メダルを獲得した昨年のシドニー五輪女子マラソンの視聴率40・6%(瞬間最高59・5%)有森裕子選手(34)が銅メダルを獲得したアトランタ五輪女子マラソンの36・6%(同55・7%)に次ぐ。上位2レースは五輪という世界的な大会で日本の目玉選手が複数いたのに比べ、今回は国際レースとはいえ、話題は高橋の世界記録更新一点に絞られていた。

 36・4%は、ゴールデン帯(午後7時から同10時まで)ならともかく、日曜の夕方番組では驚異的な数字だ。ベルリンマラソンを中継したフジテレビの午後3時55分から同6時45分までの前4週平均視聴率は7・8%。日本テレビがゴールデンで放送した長嶋監督の勇退ゲームの26・5%を大きく上回った。

 中継責任者の近藤憲彦プロデューサーは「世界最高記録を目指すと公言し、達成した彼女の有言実行する姿に、日本のみなさんは強く魅せられたのでは。高橋選手はゴール直後『視聴率どうなんでしょうか?』と僕を気遣うほどだったんですよ」と驚いていた。


ちゅうことだっちゃ!